今日が本当の最終出勤日だった。

11月の最終出勤日として設定した11/22の三日前に引き継ぎ在庫の差異が発覚し、懸命に探すも在庫は見つからず。結局12月の有給休暇を取り消して捜索。ニュージーランドへの渡航を明後日に控えた12/10(月)が本当の最終出勤日となった。

結局今日の在庫捜索も徒労に終わり、発見ならず。二つのビル、8個のフロア、数えきれないほどの段ボールを開いて捜索するも「もう探せるところがない」。途方に暮れてしまった。絶対にどこかにあるはずなのに…。もう探すところがない。上長に打ち明け、始末書を書くことになった。ぼくの最後の仕事…。恥ずかしすぎる。

正直、在庫差異が発覚したモヤモヤした状態での休みの日というのは全く気持ちのよいものではなくうなされたり、在庫が見つかる夢を見たりして、気が気でない日が続いていた。退職がきれいな形にならなった不甲斐なさ、歯痒さ、悔しさ、恥ずかしさもありながら、始末書を書くことで少し片付いた感じもあるはある。気持ち悪さは残る。どこに行ったのか?在庫よ。正直仕事はいっぱいいっぱいになって病んでいた。何もしっかり片付けられない。こんな感じじゃなかったはずなのに。。一つ一つ正確に仕事し、抱えきれなくなったら「抱えきれません」って正直に言った方が組織としても助かる結果になることを学んだ。組織が迷惑をかけられずに済む。自分を過大評価?してしまった結果の末路。一生懸命を履き違えてたのかもしれない。結局自分の無能さを露呈する形で部長に謝罪し、最後の最後に損失を出し、もはやこの会社にいる資格はないとまで思え、ツにたくなった。

最後事務所を出る瞬間はそんな失態の恥ずかしい気持ちと心惜しさもあり泣きそうになってしまい、ボソボソと感謝を伝え、逃げるような退勤になってしまった。

それでもビルの一階まで見送りにきてくれた人が何人かいて、温かさを感じた。この素晴らしい職場を退職して方向転換することが裏切り行為のように思え、気持ち良くロングトレイルを始めることができるのか、不安になった。

帰り道トボトボと本町駅を目指しているととてもお世話になったI先輩にばったり出会った。グリーンをこよなく愛するI先輩。これからの門出に、ということでグリーンをおごってくれた。いろいろと話をしてくれて、ニュージーランドのロングトレイル挑戦を後押ししてくれた。始末書の件を話すと、「もう、それでいい」と言っていただき、少し心の不安が取り除かれたような気持ちにもなった。自分の内側に溜め込まずに人と話すことでこんなに気持ちが救われるものなのかと感動してまた泣きそうになった。I先輩に救われた。

たくさんの人と関わりながら人生は続いていく。いろんな人と関わった社会人時代だった。たくさんの学びがあった。最後も救われた。ぼくも誰かの人生にとって「この人に会えて良かった」と思ってもらえるような人間になりたいと思う。誰かを救えるような人間になりたいと思う。そのためには無理せず自分のできる範囲で自分の力を発揮していこう。ぼくは全然有能じゃないから、無理せず、ゆっくり、できる範囲で。。

毎日通勤に使った千里中央駅

毎日通勤に使った千里中央駅

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たかくら3

たかくら三兄弟の三男坊。