|最終日が始まった

大相撲の世界に「時間いっぱい」というコトバがある。仕切制限時間のことでもうそれ以上は待ったなしで立ち会いがはじまる。“時間の限界”である。今日は旅の最終日。自分達にとっての「時間いっぱい」は18:20。この時間までにさんふらわあ号のチケットを発券しなければThe END。さんふらわあ号に乗ることはできず、会社にいかなくてよく出勤できなくなってしまう。そんな、時間制限のある1日の始まりである。どれだけ遊んでも名残惜しい純なホモルーデンス。

04:00 起床。せきさん、起床即「朝のおつとめ」。基本的に電源が完全オフになることはないようで、無尽蔵のスタミナと楽しむ精神に感服し、サウイフモノニワタシハナリタイ、とさうおもつた。しっかり濡れたステラリッジテント三型をとりあえずたたみパッキングを済ませてFUGA(レンタカー)に向かう。

フェス会場の片隅“夜のチョットスタジオ”では秘かに祭が続いていた。昨晩焚き火のそばでカウボーイキャンプをキメ込んでいた“もう一人のしょうへいくん”(通称ライオン)はたきびのそばから消えていたので「さすがに、テントで寝たのか」と思っていたら“夜のチョットスタジオ”の祭に、参加していた。やはり、というべきか。KUMIKO HOUSE印のふんどしには人間の潜在能力を最大限に引き出す鍵があるようだ。祭に最後まで参加していたみんなに「久住山登ってきます」とお別れ。明るく応援後押しを受け、我らがFUGA(レンタカー)を駆けらす。まずは近場の押戸石へ向かった。昨晩みた「押戸石と雲海とやまなみとシュメール文字」。これを朝焼けで見たら最高だろうという狙いだ。まだ夜も明けぬうちに押戸石についた。たかくらが日の出の時間を40分も早く間違えてしまったのだ。仏のようなせきさんはこんなミスもポジティブにカバーしてくれて、救われる。二人で白湯とカニ雑炊を食べて日の出を待つ。が、あいにくガスガス。昨晩の雨の影響で濃いガスがかかり展望を臨むことはできなかった。ものの、せきしょうチャンネルの収録で忙しく楽しく時間は過ぎていく。どんなシチュエーションになっても楽しむことができる“在り方”。見習いたいと思った。

すべての時間が有効に経過していく。

下山し、九重連山へ向かうことにしたがまだ霧は晴れない。ぼくが「晴れるまで朝風呂どうですか」と提案すると「オーケーマイメン!レッツ温泉!」と快諾。道中にあり無駄なく寄ることのできる万願寺温泉「川湯」に向かった。“日本一恥ずかしい温泉”と言われているが、我々は「ひらいている」ので基本的に恥ずかしいという感覚は持ち合わせていない。ナチュリズム精神を持ち合わせている。これは結構人生を豊かに楽しむポイントだと思われる。恥の感覚を捨てる。川湯に入浴していると石で区切られた湯船から見える住宅の玄関が開きおじいさんが歯磨きをしながらでてきた。しっかり歯みがき粉使っているが、

クチュクチュペッ!

付近の住民にとってはこの川と湧出する豊かな温泉は生活の一部である。我々外来種には一層の敬意を備えた振る舞いと謙虚な姿勢が求められる。というようなことは常々考えているが、「川に吐くなよ!」と言いいたかった。が、言えず。なんだかもどかしい。まぁしっかりと温もらせていただき、いざ、九重山へ。道中で狙い通り霧が晴れてきた。気温も心地よく、超快適である。

登山口そばの駐車場にFUGAを駐車し、いざ出発。登りやすい整備された道が続く。それにしても由布岳といい阿蘇山といい九重連山といい、ゴミがほとんど落ちていない。九州の登山文化レベルの高さを肌で感じた。

星生山に登頂。

星の生まれる山?なんとかっこいい名前か。薬園台高校の体育着に珈琲牛乳をぶちまけた直後のスマイル。

星生山に至るルートはあまり多く人が入っていないようでルートが狭いところでは50cmくらいしかなく、おもしろかった。続いて、久住山へ。

山の清冽な空気!鼻毛が退化しちゃうくらい空気がうまい。

久住山(1786.5m)。 山頂には7~8人。聞くと、三連休なんかは大行列で人人人の嵐らしい。平日に選んで正解の名山でした。それにしてもなんでみんな同じリズムで休んでストレス増やしちゃってるんだろう。

山頂で納豆をふたパック食べ、下山。

あまり汗もかかなかったが、山の区切りとして温泉に入ろうということとなった。入浴行為は「行動の区切り」としても大切な意味を持つ。女性との出会いを求少し車を走らせたところにある「霊泉」寒の地獄温泉へ向かった。

ここがすごい。

この名前の迫力。

14度というとても冷たい温泉に入って湯の花を体につけて、それをタオルで拭かずにストーブ部屋で炙り入れるという凄まじい霊泉である。炙り入れる。そんなん初めて聞いたよ…。ぼくは低体温症になりかけ、最長でも15秒ほどしか浸かれなかった。せきさんはなんと3分越え。精神力の高さが半端じゃない。ストーブ部屋でも温まりきらず、名残惜しくも出発。腹が減っては次の温泉に入れぬ。

長者原にある店舗に挨拶し、ご飯を食べた。これが安く、ボリューミー。大阪本町では1.8倍くらい値段しそうなクオリティの美味しいご飯をいただきました。なんと豊かなことか…。そして、いざ、さんふらわあ号の待つ別府へ…。

道中に登った山々が見える。九重連山を背中に、走りやすい道を風雅にドライブ。由布岳を経て、別府入り。さて、ラストスパートだ。ここからもう2つ、温泉に入る。

まずは三大秘湯の一つ、「へびん湯」へ。またしてもFUGAでいくような道でない道を進む。「へびん湯」そばの駐車場には先行3台の🚗!温泉のほうからは談笑の声!いそげ!温泉美女はすぐそこだ!

🏃

🏃

そこにいたのは、

三人のおじさんだ。

もはや結論づけてもよい。

混浴に女性はいない。

なにはともあれへびん湯の野趣ははんぱではない。また必ず行きたい名湯である。

そして大トリは、「別府温泉保養ランド」である。泥湯に浸かるも、時間制限は残り20分。時間いっぱいいっぱいまで遊び倒して、この記事を帰路のさんふらわあ号上で書いている。

山も温泉も音楽も素晴らしい時間を過ごすことができた。「豊かやなぁ~」が二人の口癖になってしまうほど九州の豊かさを感じることができた。

魅力のつまった九州合宿の成果

登った山…10座
入った温泉…12湯
混浴で知り合えた女性…

…0人。

〰️締めの一言〰️

我々のようになにもかも楽しみたいタイプの人間はワニは無理ですね。というかワニって最低だろ!笑

カテゴリー: TRIPs in JAPAN

たかくら3

たかくら三兄弟の三男坊。