11:05発予定の飛行機は、気象調整のため15分遅れ、11:20発となった。

「現地に着いたらどこへ行こうかなー」

前澤勇作のプライベートジェットよりも小さいプロペラ飛行機のGを受けながらそんなことを考えていた。24日から29日まで贅沢に屋久島に籠るわけだが、泊まる宿も行き先も決めていない。26日からは連れ合いが合流し永田岳を含む縦走をすることは決まっているが、頭2日間はなにも決めていない。生来の予約嫌い。行動が制限されるのが辛い。過去に横浜で開催されるブルーノートジャズフェスティバルにどうしても行きたく、そのときだけは予約してチケットを購入した。そんなときに限って開催一週間ほど前に「ヘッドライナーのドナルドフェイゲンが来られない」ことが発表された。時代を共に築いた仲間の死など、仕方ない部分もあったのでこれは残念であった。

が、それから運営はこう続けた。「ドナルドフェイゲンなしにはブルーノートジャズフェスティバルは成り立ち得ないので、中止します。」この判断にはSNS上でも大きな反発が出た。自分自身も「ほかのアーティストへのリスペクト云々💢〰️」などと吠えまくってしまった記憶がある…。ということで予約嫌いは加速し、とにかく自由度を残しておきたい、そんなスタンスが強まったのだ。予約があるばかりに行動が制限される、そんなことはまっぴらごめんであり、おもしろくない。アドリブアドリブで面白いほうを選んでいきたい。

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なんだかんだ資料を持ってきていたので『岳人』(16/11号、特集:屋久島)などを見ながら作戦を練る。地球の恵み、奇跡の秘湯「平内海中温泉」ははずせない。干潮の時間にしか沐浴を楽しめないので時間を調べると、

24日 0:2912:45
25日 1:0913:26
26日 1:51、山中

とある。
平内海中温泉に行動基準を合わせると、沐浴可能時間は以下の通りになる。

24日 23:29~1:2911:45~13:45
25日 🌟0:09~2:09、🌟12:26~14:26
26日 🌟0:51~2:51

可能なのは🌟の3回のタイミングということになる。温泉県出身、温泉マニアの自分としては湯泊や尾之間も外せない。

こんな感じでようやく重い頭を働かせて計画を練っていると、飛行機が安定飛行に入った。屋久島出身CAの野村さんがドリンクを持ってきた。いつもミニッツメイドの100%リンゴジュースを飲むのだが、見慣れないドリンクがあることに気づく。

キウイジュース

キウイジュース

キウイ。

なんだかニュージーランドづいてるなぁ、と思いながらキウイ味のドリンクを飲む。チオビタドリンクを飲んだあとの尿のような色をしておりあまりヘルシーなイメージはもてないが、さっぱり飲めてベタベタしすぎず、旨かった。会社で疲弊してしまった体、退職してからはじめての酸っぱい系ドリンク。染みた。

予定決定

飛行機の遅れを加味した上で、計画は以下のようにすることにした。

24日
13:10 屋久島空港着。送陽邸へ電話。
14:00 何らかの手段で宮ノ浦へ。ガス缶購入。みやかふぇのとおるさんへ挨拶。YNACの様子見る。トローキの滝、千尋の滝見る。
17:00 尾之間方面へ。
24:00 平内海中温泉へ。二時間ほど月明かりと温泉を楽しむ。月がきれいだから楽しみ!
26:30 就寝。

25日
07:00 尾之間温泉あたり(四季の宿空いていれば)で起床。ヨガ。蛇之口滝へ往復4:30の足慣らし。
12:00 下山。
12:30 平内海中温泉
14:30 出発
15:30 大川の滝
17:00 永田を回って送陽邸に挨拶。日の入りを見る。
19:00 尾之間方面へ。自炊。

26日
00:50 平内海中温泉
03:00 就寝
10:00 買い出し(鍋具材)
12:00 レンタカー返却
13:00 全員集合、新高塚小屋へ。7時間ヘッデン行程
20:00 キムチ鍋、晩酌
22:00 早めに就寝

27日
4:30 起床
明るくなると同時に行程開始。13時間行程。
18:00 送陽邸
晩酌

28日
二日酔い。
計画なし。みんなとの相談。ほんとに太忠岳いくのか〰️?🤣

29日
04:24 が干潮である。

03:24 平内海中温泉へ
05:24 昼寝?
〜観光〜みやかふぇ?
14:00 空港着。
14:55 飛行機で伊丹へ。
16:25 伊丹着。
18:00 映像編集開始。

そうこう計画していたら屋久島が見えてきた。いつも通りの着陸前の揺れ。タマヒュンフライトと呼ぼう。海がきれいだ。ようやく、楽しみになってきた。

屋久島到着

屋久島到着

続く


たかくら3

たかくら三兄弟の三男坊。